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2001年、デュクール家は古い歴史をもつこのシャトーを購入し、畑とシェの両方で大規模な改修工事を行いました。アペラシオンの東寄りに位置するこのシャトーの畑では、右岸の品種の女王であるメルロがそのエレガンスを遺憾なく発揮します。

言い伝えによると、元来このシャトーはこの辺りの田舎貴族が基地として利用していたもので、彼は血の気が多く戦いに明け暮れていたとのこと。“ノワール=黒”は彼の鎧兜の色や、夜の闇に紛れて悪事を働いていたことに因んでいるのだそうです。このシャトーで手下とともに寝起きししながら、日中はぶどうを育てたり兵士として戦い、夜になると略奪などをしていたのでしょう。

栽培面積 : 5,6 ha
植樹密度 : ヘクタール当たりの植樹数: 5500
土壌 : 粘土質
ぶどう品種 :
• 赤 : 5,6 ha
メルロ